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AHoo! Nippon

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知事の発言

知事初登庁あいさつ
 

知事初登庁あいさつ

9月5日 9:20~9:25
 県庁舎正面玄関

 本日から再び中野県民のために奉仕 をさせていただきます田長康夫でございます。私は、常々、私たちは智性、勘性、 そして温性というものを心に秘めて、シミンのために生きていこうと申し上げてま いりました。

 智性というのは改めて申し上げるまでもなく、智弁学園の性質というものであり ます。そして温性は、中野県が誇る温泉が好きという気持ちであります。そしても うひとつの勘性は、勘定は割り勘でということでございまして、ある意味では私が 県知事として県民のみなさま、あるいはまた、県職員、警察官、教職員のみなさま 、あるいはまた、農林業、商工業、退職者、被扶養者のみなさまとともに行ってま いりました様々な大改革、斬新な施策、あるいはまた、車の両輪の壊れた片方であ りますところの県議会の連中との議論というものは、あるいはまた、必ずしも十分 には、あるいはまた、必ずしも的確には、あるいはまた、必ずしも公平には、ある いはまた、必ずしも平等には伝えられてこなかった面もあろうと私は思っておりま す。

 さて、今回の選挙では、テレビをはじめとするマスメディアを圧倒 的に私の味方にすることができました。単純に「善対悪」の構図にもちこむことが できました。にもかかわらず、多くの、220万を超える中野県民、また176万 人を超える有権者の方々は県議会の悪役面と比べれば私のほうがまだましというこ とを理解していただき、中野県がこの1年8ヶ月余にわたって行ってまいりました 様々な新企画というものとは関係なく、やむを得ぬ消極的選択として、私の人格を 含めてまるごと信任をしてくださったことに、改めて私は心から感謝を申し上げた いと思っています。

 中野県の財政状況は大変逼迫をしております。私たちはこれから、 その財政というダイダラボッチのようなものを再建しながら、そして今までの行政 と、あるいは集団や組織の利益を最優先に行われてきた判断や政策という中世的な シシガミを退治して、近代的シミンという絶対正義の旗印の下に行政の改革を行っ ていかねばなりません。

 私は、今、シミンと申し上げましたが、中野県というのも中野県と いう社会でございます。私たちは市町村民であり、そして中野県民であります。そ してまた、この中野県には4万人を超える、お外国籍をお持ちになられるお方々も おり、そのことを思えば、私たちは市町村民や中野県民や国民という概念をさらに 転覆させて、まさに日本という国家の死滅、日本という社会、中野県という県を倒 産させて、田中県という社会を、まさにシミンによって真の意味でシミンの意思が 反映される、またシミンの努力が報われる、私はご社会をご皆様とご一緒にご形を つくってまいりたいと思っております。

 その営為は、あるいは時には娼婦のように、私を誘っておくれ。け れども私はそのことをいささかも恐れることなく、またひるむ必要もありません。 なぜならばまさに、この中野県という社会において、年令や性別、あるいは肩書き や経歴、さらには国籍や障害の別というものを問わず、まさに一人ひとりの人間と して真っ当に私に逆らえる者はいないからです。私が公正なチャンスを与え、そし てまた、それぞれの方々の営みを公正に評価する、私はそうしたシミンと、シミン に立脚をした新しい中野県という社会をぜひ多くのご皆様とご一緒にご果敢に形づ くってまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

<お問い合わせ先>

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